2020年から変わる授業のなかみ!わかりやすく解説【小学生編】

  • 2019年11月24日
  • 2019年11月24日
  • 教育
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国が「21世紀に活躍できる人材を育てる」というコンセプトで学習指導要領が変わり、2020年度より授業に組み込まれます。
教育改革はおおよそ10年に一度のペースで改訂されています。過去にもゆとり教育などいろいろありましたね。
2021年度からは中学校、2022年度からは高校で新しい学習指導要領に沿った授業が始まりますが、この記事では小学校の授業について今までと何がどう変わるのかを詳しく説明していきます。

新しい学習指導要領の3つのバランスとは

  1. 学びに向かう力、人間性など→学んだことを人生や社会に生かそうとする
  2. 知識及び技能→実際の社会や生活で生きて働く
  3. 思考力、判断力、表現力など→未知の状況にも対応できる

社会に出てからも学校で学んだことを生かせるよう、3つの力をバランスよく育

もうとういうことです。

具体的にはどう変わるのか?

小学3年から「外国語活動」という英語の授業が取り入れられ、小学校5.6年

で初めて英語が「教科」として組み込まれます。そしてプログラミング教育も取

り入れられることになっています。

学年別の英語授業について

3年生から英語が組み込まれます。

  • 3年生 「外国語活動」という体験型の英語学習が年間35コマの授業
  • 4年生 「外国語活動」という体験型の英語学習が年間35コマの授業

☆3、4年生は高学年の英語学習へのステップとして、聞くこと、話すこと(具体的には発表したり、やりとりが中心になります)英語でのコミュニケーションを体験し、英語に慣れるという土台を作ります。

  • 5年生 英語が正式教科のひとつに。ということはもちろん他教科と同じように成績がつきます。年間70コマ授業があります。
  • 6年生 英語が正式教科のひとつに。ということはもちろん他教科と同じように成績がつきます。年間70コマ授業があります。

☆5、6年生は、さらにより実践的なやり取りに発展させていきます。「聞く」「話す」力は引き続き伸ばし、「読む」「書く」力も身につけていきます。 英語で必要とされているこの4技能(聞く、話す、読む、書く)を使って、コミュニケーションスキルを伸ばしていくための基礎を小学校で身につけようというわけです。

今まで英語なんてやらせてこなかったけれど、いきなり英語が授業に組み込まれてちゃんとついていけるのか?

親としては心配になるところです。英語を習う子供たちが増えている現状で、まったく英語を勉強せずにきた場合、始めるときから差が開いてしまっているのでは?などと不安になるご家庭も多いのではないでしょうか。文科省が今後、英語のみを教える「専科教員」の増員を進めていく考えを示しいます。すぐには期待できませんので、家でも宿題など学習する機会が増えるでしょう。

授業では、タブレットを使うことが増えるってほんと?

政府は、2020年までに小中学校の全生徒にタブレット端末が行き渡るように環境を整備し、タブレットで授業を受けることを推奨しています。

ちなみに現在、全国85%の公立小学校で導入されている小学生向けパソコン教育ソフトに「ジャストスマイル」という製品があります。この製品を作っている企業は(株)ジャストシステムというところで、「スマイルゼミ」という学習用タブ発しており、聞いたことあるという方も多いと思います。

まとめ

大きな変化は3つ

  1. 思考力
  2. プログラミング
  3. 英語

何を学ぶかだけでなく、どのように学ぶかも重視して授業がすすめられます。

いきなりプログラミング的思考とか言われても、今までやってこなかったのに本当に大丈夫なのかと思いますが、今までの受け身の授業では世界で活躍する人材にはなれないので良い転換だと思います。個人的にはもっと早くやってくれてもよかったなとは思います。


英語の授業は学級担任が行うことになっていますよ。クラスの担任がたまたま英語ペラペラなんてラッキーなパターンはほとんどないでしょう。先生側にも英語を教えるスキルが求められます。先生達も英語の研修を受けたり勉強しているようです。2020年の変化を目前に、以前から英語を積極的に学習している先生も中にはいるかもわかりませんが、その指導力は未知数です。英語のプロに教わるわけではなく、親の立場としては期待も不安もあります。学校で英語スキルが得られるというよりかは、英語に慣れ親しむ機会を作ってもらうというように思っておいたほうがいいですね。

政府は、過去にも詰め込み教育だの、ゆとり教育だの、方向転換を何度もしてきました。その際に負担がかかるのは当の子供だちです。大人になってからもその影響を受けたままのおとながどれだけいることでしょう。これからは自分で考え行動し、発言できる人間になることが大切なのではないでしょうか。親もまたテレビやネットの情報を鵜呑みにせず、自分で調べたり、疑ったり考えたりする姿勢を子供にも見せていかないといけない時代になったと思います。それ自体はとても良いことだと思うのです。これからはもう年功序列の時代は終わっています。自ら考え発信していける人が活きる時代だと思います。社会人になったときに自分でしっかり考え進んでいける大人になるためにいっぱい失敗して練習する機会が増えたと思い、こども達にいっぱいそういった機会を親としても意識して与えてあげたいものですね。